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海賊版商品の販売行為に最高7年の懲役刑! / 中国偽PS2工場を摘発

中国で行われていたソニーのプレイステーションの海賊版問題で、約5年におよぶ調査の結果、ついに生産工場を摘発することに成功したそうです。

詳しくはこちら↓の関連ニュースサイトをご覧ください。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041222-00000467-reu-ent

さてこの記事のなかで気になる一文がありました。以下に引用いたしますと、

中国の最高人民法院(最高裁)は前日、知的所有権侵害を犯罪と認定し、罰しやすくする方策を取ったばかりだった。
(ロイター) - 12月22日11時17分更新


罰しやすくする方策という表現で書かれていますが、これは要するに著作権侵害に対する知的財産権を保護するための法律ができたということです。


「知的財産権侵害の刑事手続きに関する法律の具体的な応用の解釈」として21日に発表され、2004年12月22日から正式に発表されることとなりました。この発表は最高人民法院と国務院新聞辨公室が共同で行われ、要約すると今まで著作権侵害に対して甘かった罰則が強化され、最高で懲役7年の罪になるそうです。

著作権侵害の具体的例としては「営利目的で著作権者の認可を得ず文字作品、音楽、映像(テレビ・映画・ビデオ)、PCアプリケーションソフトなどをコピーし配給した場合」と言ったように示されております。またインターネットを通して行われる違法ダウンロードに関してもしっかりと明記されており、警察と海賊版製造業者とのイタチごっこであった中国の事情がこれを境に改善されるような印象を受けます。
しかし実際のところはこの法律が出来たからと言ってすぐに改善されるかというと難しいところでしょう。また機会があれば詳しく説明したいと思いますが、例えばこちら中国のマンガ・アニメに関する雑誌やサイトでは表向き「報道(ニュース)、紹介の範囲」として最新のアニメの映像やイラストが掲載されています。ですがそれはもはや紹介の範囲を超えた使われ方がされているのです。

中にはひどいもので、現在週刊少年ジャンプで連載されている「デスノート」や「ハンター×ハンター」が毎週サイトにアップロードされ、「紹介」という名目で全ページ読めるようになっています。ページはいずれもスキャナーでデータとして取り込んでいるのが見え見えの、なんとも読者に優しくない作りです。


前回北京で行われた中国版「テニスの王子様」の正式出版記者発表会で、集英社の鳥島役員がこうスピーチしていたそうです。

無から有を生み出す行為を大事にしない文化に、未来は無いし、その担い手である子供達に、粗悪な海賊版ではなく、本物の美しさを持った正規版を届ける事が出版人としての責務だ


まだ育っていない中国国内のマンガ家、アニメ産業の命運をにぎっているのは紛れもなく中国の人たち自身なのです。



それにしても厳しい罰則が施行されたその日に摘発された偽PS2製造業者たち……。まあ7年間反省してください。


「知的財産権侵害の刑事手続きに関する法律の具体的な応用の解釈」に関する資料をPDFファイルにて保存してありますので、欲しい方は私宛のメールアドレスまでご連絡ください。
dashan1xing@yahoo.co.jp

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