中華圏のアニメ・マンガに関する情報を、できるだけわかりやすく整理してお伝えします。
4月28日から5月3日まで、浙江省杭州市で行われていたアニメフェアは閉幕。どんな様子だったかを調べようと検索したら、真っ先にヒットしたのが「水手服爺爺」という中国語。何の意味か、と思ってリンク先をたどったら「セーラー服おじさん」のことだった。どうやらアニメフェアにコスプレして参加していたとのこと。
私はセーラー服おじさんこと、小林さんとは9年前初めてお会いした。当時私は世界コスプレサミットの2005年の中国代表を引率するかたわら、小林さんは路上でコスプレイヤーの写真をバシバシ撮っていた。そんな小林さんと会話し(何がきっかけだったか忘れてしまったが)、私が持参した中国人コスプレイヤーの写真集を渡したことがある。そして、翌2006年も同じく世界コスプレサミットの中国代表を引率していた私は、路上にいた大勢のカメラマンの中から小林さんを見つけ、新しい写真集を渡した。
その後お会いすることはなかったが、私が購読していたメルマガ「日刊デジタルクリエイターズ」の執筆者の一人「GrowHair」さんと小林さんとが同一人物だったことを後日知った。私はバラエティ番組をあまり見ないので、セーラー服おじさんの活動もそのメルマガで知る。
中国のアニメファンの目に、セーラー服おじさんはどのように映っていただろうか。ウェブ上のニュース記事の写真からは楽しそうな雰囲気が伝わってくる。これは私の主観かもしれないが、中国は、新しいモノ・コトに対してかなり寛容だと思う。中国版「セーラー服おじさん」が現れるのも時間の問題かもしれない。
ニュース一覧 ※中国語サイト(写真付き)
http://www.qianzhan.com/fashion/detail/295/140504-95b8ccd4.html
http://msnphoto.eastday.com/2013slideshow/20140504_6/index.html
http://www.gywb.cn/content/2014-05/04/content_704308.htm
中国国際動漫節(中国アニメフェア)公式ホームページ
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