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JAM2007のシンポジウムに行ってきました

JAM2007というイベントの中で、『中国インターネット映像配信市場の現状報告』というシンポジウムが行われていました。イベントの説明と、このイベントの大枠といってもいいコ・フェスタ(CoFesta2007)の説明はひとまずおいといて、このシンポジウムはどうだったのかについて焦点を当ててみたいと思います。
まず、このシンポジウムは大きく2つの内容に分けられていました。第1部は『中国におけるテレビ番組派生市場の現状』、そして続く第2部は『中国インターネット市場の現状報告』というテーマでした。

さてこの第1部と第2部の講演内容に共通して感じたことは、この内容が中国市場を知らない、あるいはこれから関心を持とうとしている業界人向けのものだったということでしょうか。講師の方々から紹介された情報は、中国市場をしっかり見ている業界人からすると少し物足りないのでは?と思うものでした。しかし講演に参加している人たち全員がその筋の専門の人であるはずがないので、このへんは仕方がないのかもしれませんが、少なくとも中国のコンテンツビジネスに関わっている方なら、『コンテンツビジネス in 中国』という本を一読しておくことをオススメします。

今回のシンポジウムで意味があったのは、第1部はテレビ、第2部はインターネットの中国市場の現状がデータや具体例を踏まえてわかりやすく紹介されていたことです。現地にいる人間でないとわからない情報や、なかなかつかめない最近の話題なども織り交ぜられており、知らなかった人たちには参考になったでしょう。

ただし、講演時間の関係上仕方がなかったのかもしれませんが、一点だけ不安に感じたことがあります。それはこの講演だけを聴くと「中国にはテレビとネット向けに出すコンテンツの大きなマーケットがある」ように見えるし、データ上でもそう見えるのですが、この講演で紹介されていたのはあくまで『中国市場の現状』なのであって、日本のコンテンツはビジネスベースで一体どれぐらい中国市場で稼ぐことが出来ているのか、という視点はひとまず入っていないということです。

なにも、参加者が誤解を招くから注意してほしい、ということが言いたいのではありません。講演に参加されていた方々も、中国の海賊版市場の現状ぐらいは知っているでしょう。ただ、私は『現状報告』をするならついでに『予測』や『対策』など、日本のコンテンツの視点から、もう一つ踏み込んだ内容を講演してほしかったです。もっとも今知っている限りでは、どの企業も中国市場においては暗中模索で手探り状態だということですが……。

(関連サイト)--------------------------------------------------

http://www.jam-anime.jp/
(JAM2007)

http://www.cofesta.jp/
(CoFesta 〜JAPAN国際コンテンツフェスティバル(コ・フェスタ)〜)


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