中国で最大のゲームイベントの1つ、China Joy(チャイナジョイ)が終了し、さぁ、レポートを書こうと思い過去の記事を検索したら、
2005年度の分からほったらかしになっていることがわかりました。どうもすいません……。
ということでまずは2005年度のイベント(第3回)の様子からレポートしていきたいと思います。(意外と記憶は鮮明に残っているものですね)
(会場は『上海新国際博覧中心』)
さて、これまで中国で開催されていたアニメイベントには何度か参加したことはあったのですが、ゲームイベントはこれが初めてでした。まず驚いたのは会場の広さです。会場は郊外に位置し、大きなイベント・展示会が開かれることの多い場所なのですが、会場内にはかなりのゲーム関連企業が出展していました。
(中国のゲーム業界最大手の『盛大ネットワーク』のブース)
(特別に作ったブースの階段の両端にコンパニオンのお姉ちゃんをズラーっと)
(EAのブース。さすがスポーツゲームの大手、いい位置にブースを陣取っていた)
他、多くの中国のゲームメーカーが出展していましたが、割愛させていただきます。
ちなみに日本のゲームメーカーの出展も比較的多く、プレイステーションのソニーはもちろんのこと、セガや光栄といった大手も参加していました。
(PS2のドラゴンボールの3D格闘ゲーム。しかし正規ではまだ販売が許可されていない)
(グランツーリスモ)
(SEGA)
(光栄。信長の野望オンラインを出展していた)
駆け足で写真を見ていただきましたが、全体的に感じたのはオンラインゲームの出展が中心になっているということでした。これはプレステなどの据え置き型(コンシューマー)ゲームが受け入れられていないというよりは、海賊版が出回っているためオンラインゲームでなければ資金の回収が難しいという事情があるためなのですが、そのことを知るのはこれから1年後のことでした。
単純に感じたのは会場内がとにかくやかましく、どこの企業ブースでも我が我がと大音量で音楽を流し、ブース内に設置したステージ上では常にイベントが行われていて、MCが大きな声で自社の宣伝をしているので、ものすご〜〜く各企業ともに元気があるな、という印象でした。この感覚はアニメイベントでは感じないもので、アニメイベントの場合は企業よりも、来場者のアニメファンたちに元気があるような気がしました。
と、いうことで次回、2006年度(第4回)のChina Joyのレポートに続く!
【補足】
2005年当時は、私は中国オンラインゲーム業界のことはノーマークでした。なので、今回の記事は、当時の私の目線でそのままを書かせていただきました。つまり、何も知らずに行ったので、ただ「人気のあるイベントだなぁ〜」と思っただけだったのでした……。
レポートは下記サイトが詳しいです。
(関連サイト)-------------------------------------------
「新ハード発表、セガ初出展、DS初登場などサプライズ満載のチャイナ・ジョイ (写真を追加)」
http://www.famitsu.com/game/news/2005/07/22/103,1121980899,41621,0,0.html
「中国の成長するゲーム市場とは?「第一回チャイナジョイ」レポート 【エキスポ編】」
http://www.rbbtoday.com/news/20040122/14878.html
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