前回の記事でお伝えした、世界コスプレサミットのイベント会場であるオアシス21で、朝5時にもかかわらず見たその人影はなんだったかというと、これ、当日ステージ本番のパフォーマンス練習をするシンガポール代表の姿だったのです。
(正解はシンガポール代表の2人)
2人はなんと、
夜中の2時ごろから会場までノートパソコンを持ち込んで音楽を流しながら練習をしていたのです。
ちなみになぜ私が、彼女たちが夜中の2時から練習していたことを知っているかというと、この日、宿泊先のホテルのロビーに集まった各国の代表コスプレイヤーたちが、イベント当日のパフォーマンスのことでワイワイ話し合いをしておりました。食事会が終わったのは0時、そこからホテルに帰ってきて2時までまたお話……みなさん元気でした。そのときシンガポール代表の2人がスーッと外へお出かけ。
私:「どこ行くの?」
彼女たち:「ちょっと練習してきまーす」。
それからは前回記事の繰り返しになりますが、朝5時まで私とシンガポールの代表コスプレイヤーを引率するために来ていた方と話が盛り上がり夜明けになっても、まだ帰って来ない2人を心配して現場に行ったらビックリ!……まだ練習していたというわけです。
いやはや、本番当日は夕方からだったものの、お昼にリハーサルがありましたし、何より、5時にホテルへ戻ってから彼女たちはほとんど寝ずに、
なんとコスチュームの手直しをしていたんだとか……。イベント当日は徹夜でパフォーマンスを披露していたことになります。
(リハーサル、暑い中、本当にご苦労様)
シンガポール代表の2人は結果的に受賞することはできませんでしたが、印象的だったのは最後の授賞式が終わり、きただにひろしさんのライブが始まったときに優勝したブラジルチームを祝福していたことでしょうか。2人だけじゃなく、壇上では各国の代表コスプレイヤー全員がお互い健闘をたたえあっていたのです。
(あぁ、羽で見えないけど、みんな握手したり抱きあったり……(w; )
後日、シンガポール代表の子達がこんなことを言っていました。
「世界コスプレサミットって、各国代表コスプレイヤーがパフォーマンスを競うコンテスト形式のイベントだけど、私は別に競争してるっていう感じがしなかったかな。もうみんな友達っていう感じだったから、誰が一番になってもよかったと思っているよ。本当だよ。」(※中国語で話を聞きましたが、日本語にすると大体こんな意味です↑)
他の代表の子達からはこういった話は聞いていませんが(というか
英語できないので
ボディーランゲージではここまで込み入った話ができるわけもなく…)、イベント翌日のフリータイムに代表者みんなで市内を観光したときの雰囲気から、全員が同じ気持ちだったのではないかと思われます。
言葉も文化も違うけれど、コスプレという同じ趣味を持つ者同士がこうして気持ちを通わせることができるなんて、すばらしいじゃ、ア〜リマセンカ!
(次回予告「第4回世界コスプレサミット 涙と感動の舞台裏レポート
花火もぶっ飛ぶ中国予選イベント」)
comments
お久しぶりです。
武ちゃんの話によると、お元気のようなんで何よりですね。
MSNで会えるチャンスがなかなか来ないんで、この場を借りてお礼を言わせてもらいます。
金竜賞の時に作品を使わせていただいて本当に助かりました。
ありがとうございます。
それでは。
約1年……返信するのを忘れていました。大変失礼しました。ただ、この前会ったときに色々とお礼も言わせてもらったから大丈夫ですよね(w;
これに懲りずに、またコメントください。。。