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ゴールデンタイムに外国産アニメが放送されなくなって1ヶ月…しかし〜

9月1日に中国でゴールデンタイムの17:00〜20:00の間、外国産アニメの放送を禁止するという決まりが出されてから1ヶ月ほどがたちました。この決まり、正確に言うとアニメチャンネルでは外国産アニメの放送が禁止されているだけではなく、必ず国産のアニメを放送するように義務付けられているのです(その他のチャンネルでは外国産のアニメを放送してはいけないだけで、アニメではない番組を放送してもOK)。

ただしこの決まりで定められているゴールデンタイム以外の時間では従来どおりの方法でアニメを放送してもかまわないのです。そこが抜け道となりました……。
ここでは『ある中国のアニメチャンネル』の例を取ってみましょう。

この決まりではアニメの情報系番組の放送もゴールデンタイムでは認められておりません。理由としてそもそもアニメではないからということと、内容に外国産アニメが含まれているからだと思われます。しかしこの情報系番組は結構いい視聴率が取れているそうです。そのため、決まりに従い番組の放送時間の変更を余儀なくされたこのアニメチャンネルが取った行動はというと、新しい夜10時の放送時間に変更されたことを宣伝するCMを連日放送するようになったのです。しかも国産アニメが放送されているゴールデンタイムに、です。

そして外国産アニメも放送時間が夜8時以降へと変更になりましたが、これもゴールデンタイムにばんばん告知が流れます。告知の量が半端じゃないので、ある種の必死さがうかがえます。


それもこれも、中国産のアニメがまだまだ視聴者のハートをつかめるようなものではないからであって、それを良くわかっているのが実は現場のアニメチャンネルの人たちなのかもしれません。視聴者をひきつけることができなければ、広告枠を売る営業マンも死活問題です。現に数字で、この規制が入る前と後ではゴールデンタイムの視聴率に平均約1%もの差が出たとのデータもあるそうです。テレビをつけるだけで約60チャンネルは受信できてしまう中国のテレビ事情を考えると中国の視聴率1%は日本の10%〜20%ぐらいの価値はあるのではないでしょうか。

実際関係者が地元メディアに答えたインタビューの中でも、「ゴールデンタイムでの外国産アニメの放送を規制されても、その前後の時間(夕方4時、夜8時以降)に放送して新たなゴールデンタイムにすればいい」、えっ、関係者がそんなこと言っていいの?、という力強いコメントをしていたぐらいです。

ここ半月で見たのは、魔神英雄伝ワタル、グランゾート、キャッツアイ、怪盗セイントテール…などなど。そうそう、最近じゃ懐かしいカブタックなんてのもやってましたね。カブタックは国慶節中のアニメイベントでも着ぐるみショウが行われ、会場内では子供から歓迎のパンチを喰らって人気者でした。

6日の記事で以下のような『国産アニメの普及が使命のアニメチャンネルがなぜ外国産アニメのPRをがんばるか?』という問いかけをしましたが、正解はというと……。

Qアナタの予想、その事情とは?
1.中国国内に面白いコンテンツがない。
2.中国国内の番組だと視聴率が取れない。
3.広告が付かない。
4.本当にアニメの発展に必要なものを政府はわかっていない。


全部正解。
その中でも4番目の『アニメの発展に必要なもの』、これはずばり『マンガ』です。マンガの存在なくして今の日本アニメの発展もここまでなることはなかったのですから。

中国語で動画(アニメ)と漫画(マンガ)を組み合わせた言葉、『動漫[dong4 man4]』が、普段『アニメ・マンガ』と言うように訳されているのですが、最近そうではなく、実は『アニメ』の意味しか含まれていないのではないかと考えるようになりました。

マンガの重要性に気が付かなければ中国全土にいくら『動漫基地』を建設しようとムダなのですが、このことに関して問題提起した中国のマンガ家がいるのです。そのマンガ家さんと『動漫』に関することはまた今度。


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※記事の内容に書いてある内容やデータは主に中国のネット上にある情報と、私自身の個人的見解とを合わせて構成しているものです。関係者の方に迷惑がかからないよう、本人が特定できるような形では掲載しないことにしてありますのであしからず。

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comments

ゴールデンタイムに外国アニメ禁止という規制を作ったところで、
今回のような状況になることは、まあ当初から予想できたことで。
中国産アニメに十分な魅力があるのなら、そもそもこういった規制を
作る必要すらなかったやろうに。
まだ中国アニメは発展段階なんやろ?徐々に成長していくのを
見守っていたらいいと思うが。

  • tagao
  • 2006/10/09 11:50 AM

ゴールデンの番組がそのまま引っ越した感じですね。そりゃそうでしょう。
漫画もそうですけど、「ゲーム化、漫画化、アニメ化(+CDとグッズ)」の包囲網でファンをがっちり捕まえるのが日本のシステムですよね。

  • お茶妖精
  • 2006/10/09 12:58 PM

>tagaoさん
まだまだ発展段階ですね、中国アニメは。
今の中国政府が目標としているアニメ産業は間違いなく日本のモデルだと思われるので、規制はほどほどにして、例えばゴールデンタイムにもほどよく組み合わせて放送するほうが視聴者も注目して良いと個人的には思います。ちょうど人気ゲームソフトとクソゲーを抱き合わせ販売するような感じ(w; でも、そこをクソゲーと思われないよう、「なにくそ!」の気持ちで面白いものを作っていってほしいです。

>お茶妖精さん
おっしゃるとおり、ゴールデンタイムにあった時間枠がそのままスライドしたような感じです。いや、むしろ特別にアピールしているあたり以前より外国産アニメの放送時間が強調されている感じです。

とりあえず産業として育てることに考えを張り巡らせる前に、どうやったら面白い作品を作ることができるかに知恵をしぼらないといけないでしょう。たくさん面白い物語を輩出した土壌があるのだから大丈夫なはず!

  • ダーシャン☆
  • 2006/10/10 12:59 AM

突然メール失礼しました。


はじめまして。私はムン二・カンパニーの日本語コミュニケーターAntoni Phan Phuongと申します。
ムン二・カンパニーはベトナム、ホーチミン市に拠点を置く『デジタル画像処理サービス』の専門会社で、日本の印刷会社、DTP、ウェブデザイン会社に対し、月曜から土曜日、週6日24時間オンライン画像処理サービスを提供しております。主なサービスは日本のアニメーション作品における背景技術、仕上げ作業、動画作業(デジタル)です。また、クリッピングパス(背景を切り取る画像切抜)、レタッチ(画像修正)可能です。
日本に向けてアニメの製作を加工して頂ければ、日本のすばらしい文化や高度な技術をベトナム人の若者にも伝えたいとも考えています。

貴社は、手間のかかる上げや動画製作が出来る人と、CGデザイナーの人件費は日本国内に比べ、格段に割安です。例えば手間のかかる画像修正やアニメの仕上げ・動画作業といった『画像処理作業』を弊社に外注し、貴社の社員はよりデザイン性・プログラミング性の高い仕事に集中することが可能です。ベトナム人熟練スタッフが日本のオペレーターに限りなく近い品質をご提供するでしょう。作業のコストや効率性、会社の収益性といった面からも、ベトナムへの外注は貴社にとって大変有益です。外注をご検討されてはいかがでしょうか?
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今後とも弊社へのご愛顧をどうぞよろしくお願い申し上げます。



ムン二・カンパニー



Antoni Phan Phuong



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TEL、FAX: 0084-8-9163381  HP: 0909.129.843 
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  • Antoni Phan Phuong
  • 2006/10/27 5:20 PM
   

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