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第1回中国国際アニメ・マンガフェスティバル総評 その2

「数字のマジック、どこから来たのか120万人」

杭州市の総人口が約600万人と言われています。そしてその杭州市で開催されたアニメイベントには120万人の人が来たと発表されましたが、これは5人に1人が会場に訪れたということになります。さて日本で開かれている愛知万博の1日の来訪者が10万人という発表なのですが、一方今回5日間のアニメイベントの日程で、平日が2日間ありました。

さてもうおわかりですね、私が何を言いたいのかが? どういう計算をしたのかわかりませんが120万人がイベント会場に足を向けたなど到底考えられませんし、たとえ今回のイベントに関連する場所すべてに関わった人たちを足した数字だとしても達成できる数字だとは思いません(実際にイベント会場に5日間いてた者として、十分にそれは感じます)
とにかく大きいこと、派手なことがが好きな中国の気質のせいかもしれませんが、やはり情報はある程度正確に伝えなければならない義務があると思います。

開催中に取引された金額というのもまた不明瞭です。
簡単に言うと今回のイベント会場は1階と2階に分かれており、1階は主にアニメの中国のアニメ制作会社が特設ブースを設け、2階はグッズの販売店などが軒を連ねておりました。現場レベルでの者を言うならば、少なくとも1階で商談が積極的に行われていたという雰囲気はなかったのではないでしょうか?

基本的に中国のアニメ業界のどの会社も自社のアニメを売り込みたいところばかりで、日本のようにライセンスを取得してマーチャンダイジングに結びつけるといった業務をしているところは極少数……というかまだ中国ではそのシステムが確立されていない現状ですから、周りは制作会社ばかりです。おまけに海外の要求にこたえられるようなクオリティーに達している作品はまだまだ少数です。2階のグッズ販売は盛況でしたが、ほとんど海賊版なんですよね…。


いろんな意味で成功を収めたという発表ばかりがされている今回のアニメイベントですが、逆に発表された数字と現場とのギャップが開いているほど冷めてしまうのでした。




関連リンク----------------------------
「第1回中国国際アニメーションフェスティバル、5日に閉幕」
http://blog.melma.com/00118901/20050607210853
(新華タイムズ)

「杭州市」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%AD%E5%B7%9E%E5%B8%82
(ウィキペディア(Wikipedia)』)

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comments

7万1千サークルが参加した去年の冬コミでも2日で37万人なのに・・・。いくらなんでもやりすぎだと私も思います。

あとは、垂れ幕に並ぶ「豪華キャラ達」を見てひっくり返りそうになりました(笑)あのネズミ王国のキャラと集英社のキャラが並んでいるんですもの・・・。日本じゃありえない光景ですね。

通常メディアには載ってない、生レポートを非常に興味深く拝見させて頂きました。続きを楽しみにしております。

  • pam
  • 2005/06/11 3:44 PM

コメントありがとうございます。

発表された120万人という数字を単純に比較する材料としてコミケがあると思いますが、私の周りの知人の方々も口をそろえて例としてコミケの来場者数を挙げていました。なんで最終的に120万人という発表をしたのか、というところに注目しているのですが、別に特別な考えなんてないのかな?

  • dashan
  • 2005/06/11 5:54 PM
   

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