「宮崎駿監督はなぜイベントに来なかったのか? 〜だまされるな!『何でも出来ます』と発言する日本人ブローカーに」
前々回、
前回記事の予告どおり、なぜ来なかった(デマカセだったのか)を記事にしたいと思います。
中国のことをよく知らない日本人、日本人気質をよく解っていない中国人であれば簡単にだまされます、「日中友好の架け橋」を名乗る人物に。
一般的に言われていることとして、日本人は知らない物、行ったことのない場所では不安を覚えます。そこでちょっとでも「私(俺)に任せておけ」という人物が登場すると以後、その人物に対しては啓蒙的に頼ってしまう傾向があります。
一方中国人は話が少し大げさでも、大きいことや自分に利になる話に耳を貸さない人はいません。そこで「私(俺)なら何でもできる」という人物が名乗りをあげようものなら、以後その人物の発言が正しくなり、例え他の誰かが事実と違っていると指摘したとしてもそう簡単には考えを改めようとは思いません。
そういう日中どっちにも良い格好する八方美人な人物を私は仲介人、もしくはダークな意味あいをこめてブローカーと呼んでいます。今さっきの例はあくまでこうしたブローカーにだまされる典型的な日本人・中国人として認識していただければと思います。
ちょっと回りくどくなりましたが、今回のイベントで、やはりこうしたブローカーが登場し、こう発言したそうです。「(私が)スタジオジ○リと話をつけてきたから宮崎駿監督がやってくる」。