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イベントの舞台裏

5月29日(日)、テレビ局(新聞社?)のスタジオへ行きました。そこで今回のアニメ・マンガフェスティバルの宣伝番組を録ると聴いたからです。

実はこの日休日出勤しなければいけなかったのですが、適当に理由を言ってこっちに来たのでした。しかしそのスタジオに、ゲストとしてうちの社長が呼ばれていたので結局見つかってしまいましたが「お、ダーシャンも来たの?」と笑顔で返事をくれました。どうやら社長は休日出勤のことはどうやら知らなかったようです。(==;

そんなことはおいといて、テレビ局へ入るなり小さな子供がやたらと集団ではしゃいでいます。聞けばその番組に出演する子なんだとか。番組の内容を簡単に聞いてみると、イベントの宣伝のためにコスプレでパフォーマンスをすると聞き、控え室に行ってみると、コスプレイヤーの人たちが化粧をしておりました。すこし面白いのが、中国ではコスプレイヤーに化粧をする専門のメイクさんがいます。サークル単位でコスプレの活動をしているので、十数人という規模になってくると必ず一人メイクさんがいます。本番までせっせと準備しているのを邪魔しないよう、先にスタジオへ行くことにしました。

スタジオの中はこんな感じ。
picture - 番組収録
(収録開始1時間前)

picture - 番組収録
(本番に向けて最後のリハをしてました)

picture - 番組収録
(!?)
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第1回中国国際アニメ・マンガフェスティバル総評 まとめ

「今後中国のアニメ・マンガ業界と日本はどう関わっていくべきなのか」


さて……。
もともとは今回の「第1回中国国際アニメ・マンガフェスティバル」を通して体験した内容をもとに、それじゃあこれから中国のアニメ・マンガ業界はどう発展し、そしてその中へ日本はどう入り込んでいくのだろうというのがもともとの主旨だったのですが、正直なところよくわかりません、どうすれば良いのか。
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第1回中国国際アニメ・マンガフェスティバル総評 その7

「日中友好でコスプレパフォーマンス!」

中国人の友人2名がコスプレイベントでステージにあがってパフォーマンスをする、ということで一生懸命「ふたりはプリキュア」の衣装を作製していたところ私に、「ダーシャンも一緒に出ようと」と誘われ、「何事も体験することは良いことだ」を信条にしている私は承諾をいたしました。そのときはまさか、あんな注目される場所で演じるとは思いもよらなかったわけですが……。


picture - ステージ前のギャラリー
(ホントに人がよく集まりますこと……)
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第1回中国国際アニメ・マンガフェスティバル総評 その6

「日本同人サークル」

うちの会社の出展ブースは1階で、このたび中国でのコミックスの展開をしていくことになったキャラクターのPRをしていたのですが、実は2階にもう1つ出展ブースを設けておりました。場所は同人サークルのブースに位置し、名前を「日本同人社団」とつけました。社団は「サークル」とでも訳せばよろしいでしょうか。

picture - 日本同人サークル 準備中
(準備中の様子)
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第1回中国国際アニメ・マンガフェスティバル総評 その5

「イベント開催前に事務局の責任者と行った一問一答」

今回のイベント運営を実質行っていたのはOACCという広州のあたりでアニメ・マンガのイベントを行っている事務局の人たちでした。今まで数々のイベント運営実績を誇りにしておられたようですが、「海賊版」の問題に関して質問したときの事務局側との一問一答は以下のとおりです。お話をしたのは英語のニックネームでJACKSONさん。中国名、忘れてしまいました……。(OACCがどれぐらいの規模で権威があるのか〜についてはわからない)
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第1回中国国際アニメ・マンガフェスティバルの様子を写真で

今回はイベントの様子を写真でお伝えしたいと思います。

picture - 入り口 picture - 会場
(開催期間中、ずっと晴天でした)
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第1回中国国際アニメ・マンガフェスティバル総評 その4

「宮崎駿監督はなぜイベントに来なかったのか? 〜だまされるな!『何でも出来ます』と発言する日本人ブローカーに」

前々回前回記事の予告どおり、なぜ来なかった(デマカセだったのか)を記事にしたいと思います。

中国のことをよく知らない日本人、日本人気質をよく解っていない中国人であれば簡単にだまされます、「日中友好の架け橋」を名乗る人物に。

一般的に言われていることとして、日本人は知らない物、行ったことのない場所では不安を覚えます。そこでちょっとでも「私(俺)に任せておけ」という人物が登場すると以後、その人物に対しては啓蒙的に頼ってしまう傾向があります。
一方中国人は話が少し大げさでも、大きいことや自分に利になる話に耳を貸さない人はいません。そこで「私(俺)なら何でもできる」という人物が名乗りをあげようものなら、以後その人物の発言が正しくなり、例え他の誰かが事実と違っていると指摘したとしてもそう簡単には考えを改めようとは思いません。

そういう日中どっちにも良い格好する八方美人な人物を私は仲介人、もしくはダークな意味あいをこめてブローカーと呼んでいます。今さっきの例はあくまでこうしたブローカーにだまされる典型的な日本人・中国人として認識していただければと思います。

ちょっと回りくどくなりましたが、今回のイベントで、やはりこうしたブローカーが登場し、こう発言したそうです。「(私が)スタジオジ○リと話をつけてきたから宮崎駿監督がやってくる」。
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第1回中国国際アニメ・マンガフェスティバル総評 その3

「海賊版という市場について考える」

今回のアニメイベントがなぜ国内外の注目、特に日本の注目を集めていたかということをもう一度おさらいしておきたいと思います。
中国ではもともとアニメ・マンガフェスティバルというイベントがここ2〜3年毎年のように国内のさまざまなところで行われております。そしてその実態はBtoC(企業とお客さん)の海賊版グッズ即売会という内容です。

そんな中、6月に杭州で行われた「第1回中国国際アニメ・マンガフェスティバル」はアニメの版権売買(使用権の取引)や、シンポジウムなどを開くなどして、BtoB(企業と企業)という方向性を目指しました。そのイベントの主催を中国で放送の管理を一手に行っている政府機関の国家広電総局というところが行うということで、「政府が主導で行うアニメイベントなのだから、きっと海賊版問題に対しても厳しい態度で臨むだろう」というのが大方の見方だったのです。だから期待を込めて注目されていたわけですが、その期待は淡く、現実にはもろくも崩れ去ってしまったのでした。

さて海賊版と言いますが、音楽・映像メディアの海賊版の現状はムゴイものがありますが、キャラクター商品の海賊版はそう絶望的な状況でないと思うのは私だけでしょうか?(音楽・映像メディアは簡単にコピーでき、しかもオリジナルとほぼ遜色がないため海賊版の入り込む余地が大きい)

なぜ消費者は海賊版を買うのか?
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第1回中国国際アニメ・マンガフェスティバル総評 その2

「数字のマジック、どこから来たのか120万人」

杭州市の総人口が約600万人と言われています。そしてその杭州市で開催されたアニメイベントには120万人の人が来たと発表されましたが、これは5人に1人が会場に訪れたということになります。さて日本で開かれている愛知万博の1日の来訪者が10万人という発表なのですが、一方今回5日間のアニメイベントの日程で、平日が2日間ありました。

さてもうおわかりですね、私が何を言いたいのかが? どういう計算をしたのかわかりませんが120万人がイベント会場に足を向けたなど到底考えられませんし、たとえ今回のイベントに関連する場所すべてに関わった人たちを足した数字だとしても達成できる数字だとは思いません(実際にイベント会場に5日間いてた者として、十分にそれは感じます)
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第1回中国国際アニメ・マンガフェスティバル総評 その1

「5月31日開幕式:無認可キャラクターの『オン』パレード」

6月1日から5日間のイベント開催にともない、前日の5月31日に西湖の湖濱路にある音楽噴水をバックに特設ステージが設けられ、午後6時半ごろから開幕式が行われました。ステージ上では様々なパフォーマンスが行われ、そのあと湖濱路を北へ約1kmほどパレード用に用意された道のりを練り歩くという内容でしたが、夕方までの平和な時間とはうってかわって夜は人、人、人の大洪水でした……。

picture - 開幕式前の平和な様子 picture - 練習中
(夕方4時〜5時ごろ)

picture - 舞台 昼
(特設ステージ。普段は音楽噴水がある広場)
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