2005年5月1日〜7日、上海の
东方明珠で行われていた「第1回中国青少年マンガ展」のレポートをいたします。先に結論から言ってしまうと、このイベントには開催前から注目し、大いに期待していたため実際にこの目で見たときは軽いショックを受けてしまいました。「失望」に近いです。
(地下鉄出たらすぐポスターが目に入った。まぁ会場が目の前にあって道に迷うなんてことはまず無いですが)
■イベントの中身は海賊版商品即売会
まず会場の中身についてですが、1階と2階、両方目いっぱい使われており、規模としてはかなり大きなものだったのではないでしょうか。1階は商業ブース、2階は同人とコスプレイベントの舞台、マンガ・アニメの制作過程の展示がなされていましたが、実際のところはどちらもグッズを販売するのがメインで、言うほどの差はありませんでした。そしてそのグッズというのは、版権元の許諾を得ていない、つまり海賊版です。
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